
[SCHEDULE / VENUE]
2022年7月24 日~7月31日
サンシャイン劇場
[INTRODUCTION]
「東京2020パラリンピック閉会式」グランドフィナーレにて、見事なピアノ演奏で観客を魅了した“7本指のピアニスト”西川悟平の実話を元にした舞台。
西川は1974年大阪府堺市出身。15歳からと遅い年齢からピアノを始めたにもかかわらず、見事にその才能を開花させ、24歳からはニューヨークでピアニストとして活躍。ところがその2年後、難病のジストニアを発症し、両手の演奏機能を完全に失ってしまいます。しかし、リハビリにより少しずつ右手の機能と左手の指2本を回復させ、右手5本・左手2本の指でピアニストとして再起。その姿に世界中の人たちが感銘を受けています。
“7本指のピアニスト”としてニューヨークで活動していた西川は、あるとき、1人で暮らしていたアパートに2人組の泥棒に入られてしまいます。薬物入りの注射を突き付けられた西川は2人の命令に従うことに。しかし、次第に泥棒たちに興味が沸いた西川は、無謀にも泥棒たちに話しかけました。そこから、ウソの様な本当の物語が始まります。
[STORY]
西川悟平はピアニスト。
20代でジストニアを発症し、一時は再起不能と言われたが、今は7本の指が動かせるようになり、日本や欧米を中心に演奏活動をしている。
ある日、西川のコンサートに、一人の劇作家がやってきて、西川を主人公にした戯曲を書きたいと言う。
西川は劇作家に、8年前の経験を語る。
8年前、西川はニューヨークのアパートで独り暮らしをしていた。
深夜、二人組の強盗が部屋に侵入し、西川に薬物入りの注射器を突き付けた。
西川は抵抗を諦め、二人の命令に従ったが、次第に二人に興味を抱き始め、積極的に話しかけた。 そして、強盗の片方が一週間前に誕生日を迎えたと知り、部屋のピアノで「ハッピーバースデー」を弾いた‥‥。
[CAST / STAFF]
松本利夫(EXILE)
土屋神葉
筒井俊作
木下政治
畑中智行
原田樹里
石黒賢
原作:西川悟平
脚本:アレクサンダー・ディネラリス
訳詞・演出:成井豊